神保町駅を出て、歩くこと数分。

古書店街神保町を代表する「すずらん通り」の裏手。

神保町の中心地とも言える場所に今回ご紹介の物件はあります。

築50年を迎える元雑居ビル。

耐震補強専門の建設会社がビルを取得、耐震診断、耐震補強の設計施工を行い、1棟丸ごとシェア型複合施設として再生しました！

これまで親しまれてきた建物の形は変えず、外壁の仕上げ材を撤去し「剥がし放し」にすることで、周囲の街並みに馴染みつつ、モダンで特徴的な外観に。

もちろん室内もカッコよくリノベされていますのでご安心を。

いきなりちょっと細かい話になるのですが、お伝えしたい部分なのでお付き合いください！笑

こちらの物件、構造には影響のない躯体の一部を撤去することにより建物の軽量化を図り、それによって必要最小限の柱補強だけで耐震化することができています。

余計な耐震壁を作ったりせずに、最小限の柱補強で済んでいるので、耐震工事のコスト削減はもちろん、耐震後の床面積（賃貸面積）を極力減らさないという工夫ができているのです！

オーナーにとってもテナントにとってもメリットがありますよね。

さすが耐震のプロ！耐震後の賃貸経営のことまで考えられています。

現在入居中のテナントは、1Fがハイエンド向けシェア型レストラン、2Fがイベントスペース、3〜5Fが多国籍シェアハウス。

1、2Fは多くの人が利用できる用途にすることで、この建物がより地域に開かれた存在に。

シェアハウスは、神保町駅徒歩数分という好立地もあり、完成前から複数の申込が入る人気ぶり。

旧耐震物件の新たな可能性を秘めたこちらの物件。

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